残り少ない平成ロマン

平成約30年を振り返って残り少ない平成の命の意味を考え。
様々な人がどんなロマンを描き、実現してきたか、諦めてしまったか?
それは、21世紀の喜劇と悲劇
情報技術とネット・スマホが行き着いた終着駅を哲学する。

kokoro って何?

こころなのか、精神としてとらえるのか、まず、それが気になる。
こころは心 心臓ではないのは周知の事実
中心といったほうがわかりやすいかもしれない。
ひとの中心であり、大切なものであり、無形のもの
心が痛いと胸が痛むのは、どういうこと?
こころはハートで、熱くなる。 ゆえに、恋したり、愛したり、傷ついたり、いろいろ
大変なわけ
一方、精神はこころとどこが違うのか?
精神は、妖精みたいな神がこころに宿っているという感じ?
精密であり、精巧であり、精選された神
なんで「神」?
人は元々神であったという話から、神の資格を何かして、神でなくなったという。
どうも相性の悪い熟語ではないか、「精神」
仮に聖なる神であれば、しっくりいくが、聖でなくて、精である。
精は出すもの、エネルギーの一種、ゆえに、神ってるというのはエネルギーの放出が尋常ではないこと
その精神が異常をきたすと「精神病」のレッテルを張られて、病院へ行こうという流れになる。
こころがハートであれば、精神はスピリッツ、魂(ソウル)であり、恋しないが、叫ぶ。
まあいいか、こころでも、精神でも、病(やまい)でも病気でも
傷つくのはこころであり、精神は別に傷つくわけない。
こころの傷が精神病の初期段階というか、入口? 原因? 本質?
傷がふかいと怪我をする。なるほど、我(自分)が怪しくなるわけで、こころの傷に注意することが肝心であるという。肝(きも)は内臓、心(こころ)は内臓ではない体の一部。だれでも、こころを持っているのに対して、精神を持っているとはいわない、精神は漂っている。妖精のように体の周りでハエ、WIFIのように。
病気になるのはこころであり、病気にさせるものが精神では。これって何か可笑しい? わらっている余裕はない、病気なんだから、こころが。
どちらかというと悲しい事実、心の病。なぜなら精神というWIFIが異常をきたし取りつくわけだから。
たとえば、こころが落ち込む、沈む、気力がでない、なにもしたくなくなる、できない、無理してもできない、これって、最近問題のうつ病じゃない。
これは心の病。 うつ状態が続けば、植物のようにm動物の資格をうしない、自殺にに至る怖いm恐ろしい病気。
よくネガティブな人がうつになるという。物事を悪い方へ考えてしまう性癖
最悪の事態に備えているひとは、うつでなない、慎重で緻密な繊細な人。これは病気ではなく、むしろ美徳。
ポジティブであればいいのか? 物事を前向きに、失敗を恐れない、勇気ある人。これは病ではないのか? これは自己PRになるのか?
共通しているのは、どちらも、ネガもポジも事実を歪めているということ
ネガは悪く、ポジは良くちょっと化粧加工して事実を受け止めている。とらえ方の違い。所謂、悲観視か、楽観視の差
それなのにである。ネガが「うつ」で病気扱い。ポジは前向きで好印象な積極人間、これって、納得いかない不平等
むしろ、「うつの」」レッテル・ネガ人こそ物事を真剣に考えているのではないか?
積極性の評価を得ているポジこそ、いい加減に事象をとらえ、大雑把に考える雑な、繊細さに欠ける人といえないか?


ポジも過ぎれば「躁」になり、抑制できなければ、躁鬱病。もっと深刻な精神病ではないか、狂人への道、自殺への道も「うつ病」より近くなると思わないか?
モーターが回って止まらないポジティブな嵐は抑制が効かず、エゴで、超好奇心にして、超活動のお祭り騒ぎを演じ、その後の反動で、一気に落ち込む、急降下、繊細な「うつ」とは異種の無気力・無活動の植物化、その循環性に苦しむ病
「躁鬱」に陥る罠こそ、現代の過激な競争社会を象徴する、歯車の狂った景気循環に似ている。躁も苦しく、鬱も苦しい二重苦であります。


昔は被害妄想、今では統合失調症と改名
昔の名前の方がわかりやすい。統合するって何を?失調って何を失うこと?
医学は、「病名」を患者にとって分かりにくく、学術用語で誤魔化しているのでは?
自分が被害を受けているという誇大妄想の方が病状をわかりやすく表現している。精神を統合する機能が失われた調子、その結果、見えないものが見えたり、聞こえないはずの声や音が聞こえる、それこそは妄想でしょ?
躁鬱との因果関係はあるのか、ないのか、それは研究としてしか面白くない。
先天性と後天性、生まれ持っているものが、幼児期、自我覚醒、反抗期、自己の発見の過程で、プラス(+)かマイナス(―)かの性癖と経験のつづれ織りで、うまく切り抜けるか、誤魔化すか、真面にぶつかるかが分岐点になる。
その後の社会(他者)との関係性で決定的になる。


知的障害など精神に関わる難しい障害とは、全く違う。
深刻なる精神機能の不能、欠落
精神疾患は機能の問題ではない。気分や情緒の問題である。
健常なる普通の人がかかる病であり、日常生活に潜む病とはいえないとも考える。
所謂、「茶飯事」
どんな飲み物、食べ物、嗜好品、生活習慣、行動特性に関わる、きわめてよくあることなのである。


その原因は、過度のストレス、ハラスメント、災い、虐待、いじめ、日常性の中にある。
それらを晴らすのに、酒を飲み、タバコを吸い、非合法の薬、ギャンブル、異性遊び暴力で、非日常性で一般的によくある解消法を実践している方々こそ、心が病んでいるのではないでしょうか?
こころや魂は人間の大切な資源であり、それをどう使い、育むかで、その人の人格が決まるのではないか?
世渡りとは、社会とのかかわりであり、その関係性で、ステレオタイプに形成する関係性がなぜ病ではなく、日常なのか?
非犯罪であれば、何をしてもいいのか?
単なるマナーとか、エチケッチで誤魔化すことで、社会の闇は深くなるのではないか? パーティーピープル、ハロウィン、インスタグラム、SMS、放置していていいのか? リムジンで女子会、男子は一人飯、オタク、そんな社会はクールではない。
真摯誠実に正面から施行し、行動する良き人がなぜ、精神病というレッテル、障害というレッテルを貼られるのか?
ここに問題提起したい。
ただただ、要領が悪く、空気が読めないだけで、こころは傷つけられる不条理
その受け口がメンタルクリニックというビジネスか、大学病院という実験室しかない、その中間であり、客観的に当たり前の病気を治すことを第一義に置く機関なり、病院はないのか?
こころの病は、病ではない病。日常の中で誰もが経験することに原因が散在し、そのきっかけは、些細な罪なき、悪意さえない、第三者の一言、行いにある。
そして、高齢者や社会的弱者との相関関係は無視できない。
四人にひとりの病、そうかもしれない。 新橋の居酒屋の常連さんと変わらない。

そさたちのいびつな神話 long version w/ K Jones

GWの始まり、初夏の陽だまり 
すこし不安定な天気 気まぐれな雨降り
暖かい日差しと寒気交じりの春風に吹かれて
どの服着ていきましょうかと、聞かれて
答えられない
答える気もない


漆 沙紀 美しく、つややかな黒髪、丸い顔のうるさい女、ひとは彼女をUちゃんと呼ぶ
品川 翔 基礎教育の欠落、なにを考えているかわからない、静かな男、ひとは彼をSと呼ぶ
秋野 愛 ああ言えばこう言う、理屈の塊、歌うまし、明るい男子、ひとはかれをAと呼ぶ


4月29日、2017年
三人は銀座で映画を見に行く
恋をしていた二人に突然、カタストロオフィ、離れバナレになって、
男のほうはいつのまにか、ふらっと出ていってしまった。よくあること。
女のほうはいつのまにか、誰かに連れ去られてしまった。よくあること。
その息子は一人取り残された。よくあること。
そんなストーリーが、「はっぴいえんど」か、否かはわからない。
別にその映画が観たいいとか、観たくないとか
そういうのではない。 そうじゃないんだ、殺し屋ジョー。


休日の遅めの朝食の席で、
「明日からお休みよね、私たち」♀
「ああ」 無気力に ♂
「どこか行く」♀
「ああ」 と気がなく ♂
「映画のチケットが3枚あるんだけど」♀
「ああ」といってチケットを受け取る ♂
「いいんじゃない。たまには、映画」♂
「あの子どうする、連れていく」♀
「ああ」とまた無気力に ♂


一方、愛君はまだまだベッドでフリーズ
起きる気配はない。
いつものように
そう、いつもそうなんだ
愛君♂は、眠れる四畳半ロジック
何を考え、何を感じているのか
わけわからない
まあいいか
ほおっておこう


寝ているはずが、むくっと起きる。
「俺も映画館に行く」
「ただし、南イタリア料理のフルコースがいい」
南じゃなきゃいけないんだ。
理屈じゃなくて、第六感
何か変 ロジックがほぐれてくる。
スマフォも手にしていない。


♀ 何を着ていくか迷っている
♂ いかに楽するかを考えている。
繊細と大雑把のDNA(遺伝子)のスパイラルで生まれた愛君はヨーグルトを食べている。
「午前中に出なきゃだめよ。混んじゃうから」 ♀
GWのさなかににわざっわざ映画を家族三人で見に行くのかね。


40年間いろいろなことがあった。
夏の海、でアバンチュールを楽しんだり ぎんぎんぎらぎらぎんぎんぎん
冬の夜に、ジャズ喫茶の濃い珈琲で哲学したり どん どどどど どん
春には春の風が吹く
秋には秋の深を掘る
逝ってしまった人はもう帰ってこない
黄泉の国
誰もが一度はわたらなきゃならぬ三途の川
愛と夢の世界
無味乾燥の現実の妄想、誰もが一度は夢を見る
夢は叶う、叶わない
その分岐点がわからない。
そもそも、夢とは何かがわからない。
夢見ることは何かを探し始めること
死とはそれを諦めること
夢見ることは苦しみを伴い、かずかずの傷を負う。生きることに似ている
傷の深さ・奥行き、幅・範囲で、その夢の価値がわかる
心理的な認知としての価値 情報システムとしての機能的有効性
喜ぶフロイト 夢分析は何を語る
若さユング 再生の実験は曼荼羅に行き着く
鷲のアドラー すべては劣等感から始まる
19世紀が20世紀になることで、進化論は構造へ、歴史は非歴史へ
21世紀は、構造が脱構築してクラウドになり、非歴史は復興(ルネッサンス)になる。
そう哲学しているのは、言わずと知れた愛君だ。


♀ 着ていく服が決まらない
♂ 何を着てもそうは変わらないし、変われない
♀ どこのレストランテでマンジャーレするかがきまらない
♂ どこで何をマンジャーレしてもそうはかわらない
「そう、あなたはなにも覚えていないし、すぐわすれてしまう」♀
「今日見る映画も、今日食べる料理も、意味がないのよね」♀


意味とはことばの味なわけで
その味わいが無であることで
味をつけること
味をつけられること
ことばは鍋料理のように「ことこと」作られる
そこには、さまざまな学びのエキス【栄養層】がスパイスに
部材は「生命」「生きろ、生きろ」命じられている 植物か、動物
トロトロスープ 濃厚にして、希薄
Thinking is to learn 思考することは学ぶこと
考えろ 考えろ もっと深く、もっと広く学べ
浅く広く
深く狭く
論理は「理(ことわり)を論じる」 ロジカルとは似て非なるもの
感情は「情けを感じる」 エモーションとは別物
出来上がったスープは、味見ることもせず、そのままが一番いいとされている
苦しみから解放されたければ
怒りを抑えたければ
哀しみを慰め
楽しみを増長
不思議な、摩訶不思議なスープ
そこに、意味があるのさあ
わかるかい don’ you know what I mean?
そして、君は貝になる 魚介類のスープスパゲッティーに献身


♀ 「白いスリムパンツに黒いだぶだぶサマー・カーディネーション」
♂ 「とんだ アン・シメントリー」「僕は普段着、いつものように、特別な事はしないから」
♀ 「ファッションは自由なのよ。そして、しとやかで、質素で大胆なものよ」
♂ 「機能と日常こそわが信条なり」
♀ 「つまらない男。どんづまりの便秘だわ。らちがあかないでしょ、それじゃあ」
♂ 「らちなど開かなくて、結構」 Never open the box of PANDORA


赤男は思考し、取捨選択しだした。
外見にはスマフォをいじっているとしか見えない。
ネットとのQ&A
答え一発 それが真であろうと、なかろうと 取捨選択しているからいいのだ
ミサイルのボタンは押すか、押さないかの二択、中間は存在しない
黒か白か、灰色の選択はない
多くの学問を超越していると自負する
自分が負けて、人工知能が取捨選択してしまう時代が訪れて、君の論理力を凌駕する日も近い
AI 頭脳
ロボット身体
PC 道具
三種の神器
悪くない、21世紀はこれで持つ。
僕の人生・キャリアもこれで持つ。


そんなこととはつゆ知らず ♀と♂はせっせと支度する。
化粧・髭剃り・整髪・歯磨き・洗顔・鼻毛切り(順不動)
とにかく、今日は29日4月 昭和の日 みどりの日 元天皇誕生日の一つ
復活祭ではない、過去の誕生を祝う日なのだ そうなのだ It’s a celebration!
なぜ 映画だったのか、映画でなければいけないのか?
そこに映画のチケットがあるからさ
そう、無料券という罠 I wanna do!
どんな運命がまっていようとも、浮き沈みは付きもの、「奢れるもの久しからずや」じゃない?
とにかく、あの日、あの時、あの場所で起きたことは忘れようにも忘れられない、忘却の彼岸?
そうつぶやきながら ♀と♂ すっかり忘れている 時のまやかし
時は気まぐれ、金にならない
夢になる確率 20% はずれ落ち込む確立 80%


漆 沙紀 美しく、つややかな黒髪、うるさい女、ひとは彼女をUちゃんと呼ぶ
品川 翔 基礎教育の欠落、なにを考えているかわからない、静かな男、ひとは彼をSと呼ぶ
秋野 愛 ああ言えばこう言う、理屈の塊、歌うまし、明るい男子、ひとはかれをAと呼ぶ


三人の一日が始まろうとしている。
ローマを作ろうなんて、「これっぽちも」考えていないが、一日ではなりません。 
針千本用意して、憎いあいつを刺してやる。366日かけて


誰それ


殺人?
人にあらず、魂なり
心に宿ったやっかいなスピリチャル・ハラスメント
ゆっくり ゆっくり 真綿で首を締めるように、
一本 一本 刺して、念じる 抹消作戦
小さいようで大作戦
最近はやっているっす SH(スピハラ)
なんでも、ハラスメントだと訴えるのがこの世の常(末)
21世紀も20%すぎようとしている。
このタイミングで起きる。
19世紀も、20世紀も、20年の時がエポック・メイキング
東京オリンピック おっと忘れた パラリンピック
あと三年 されど三年
還暦を迎える ♀と♂
その前にやっておきたいことがある
カルテットの成立
あともう一人要る? 要らない?
できる訳ないでしょう?
養子?
介護?
孫?
嫁?
♀ 「どうでもいい、今日は映画を見る日なんだから」
♀ 「美味しい食事を、スウィーツを食べる日なんだから」


あれから40年、変わりすぎたこと、全然変わらないこと、共存している。
「だから、何よ」 ♀
「なんてことないね」 ♂
「中途半端な神話」 AI


不完全であり、まだまだ語られる資格がない
売れる 売れない
それは読者が決めること
読まれる 読まれない
それは出版社の思考すべき課題
では、作者は何を
書きたいから、書く 綴りたいから、綴る
時間が、存在が、そうさせているんだから
ことばを選び、自由気ままに展開する終わりなき旅 まだまだ続く 抒情詩? 散文?


映画の日 1977~1993
食事の日 1993~2017


もう夜は明け、薄曇り、午後から雷雨 天気予報
特別でも何でもない not so speciarite
いつものように幕が開く 土曜日の朝
眠る人間、眠らないオールな人間
マスメディアは眠らない、眠れない
取捨選択 断捨離
視聴率 スポンサーの大好きなもののために
完全をめざして、不完全な記事、番組を公に、そして、コマーシャルのタイミングは欠かせない
世界が終わらないように、マスメディアも終われない、そして変われないのが嵯峨
同じ理由で終われないのだ
トライアングルのスパイラル
これといった 悲劇もない 喜劇もない ドラマもない 笑いも取れない
したがって、

百年の歴史をつづったのは誰
我が道はまだまだ
いつのまにか、食事がメインで映画は添え物から消滅した。
「細部にこだわり、比較検討する、そして、最良の選択でだまされるのよ」 ♀
「なるがまま、朴の間間、My Mother」 ♂ 相変わらず訳わからない戯言
繊細にして大雑把、それが論理学になるのが、「神話が神話たる」所以
♂は何かに取りつかれたように、「無」になり、
♀は疲れ果てた戦いに眠っている朝
AIはバイトで焼き印、否、夜の勤務だ。
朝帰って来るパターン。
人々の娯楽のため、世のため、働いているのか
単に金のために
人間関係と情けのために
とにかく、気のみ気のまま 昨日のママは素敵だったとお世辞付きで、サービス展開


小さな日記に
小さな過去
鳥のさえずりもない
太陽が照っている (曇りだといっていたのに)
だいたい、当日の朝じゃなきゃわからない
雲ひとつない
いや、雲あるべき
太陽は燃えるべき
燃えなくなった太陽なんてみたくない
まだ、歯のつかない背の高い裸木だけが、見えているマンションのベランダ
夏が来れば、すべてが変わる
夏が来るという前提で
「夏は好き、海が好き、猫も好き、スウィーツはもっと好き」 ♀
「天ぷらが食べたい、その後、甘味処に行きたい」 ♂
AI はもうどうでもいい
29日は29なだけに、にく(肉)食べる、食べない
ベジタリアンは絶対食べない、29だろうがなんだろうが、なんだろうが それが主義
「あの肉汁 油 肉厚 それらがたまらなく嫌い、嫌い、大嫌い」 VGT
人はなぜ肉を焼くのか
日本人はなぜ魚を生で食するのか
フライにするよりも手間かかる かからない わからない
それにしても、高度消費諸費社会を神話構造にするとはね
高度消費があれば高度投資もありじゃない
ないない
投資信託会社の社長は実態をよく知っている
「お金の使い方」が「お金の稼ぎ方」よりもはるかに難しいことを
投資したキャッシュは資産として凍結され、グレル、つまり不良債権
資産価値があがることは予想されない、まずない
だから、お金を使わない、不景気、不況、資本主義の見えない神の手の届かないところに行ってしまった。 あの人神の手)は行ってしまったのだと。。。
マクロ経済を基本にニューエコノミーのスパイスで味付けても、フォールダウンは止まらない
どんな政策も通じない 行政も金融も無力だったし、今でもそう機能するとは思えない。
ミクロからマクロを見る・
帰納法を演繹法に変える。
だから何?
何かかわるのかね?
神のみぞ知る。 浜の男たちの出した帰結
たぶん変わらないと思う 第六感
ストーリーがそれぞれに逸れた。


映画のタイトルは、B&B
あまりピンとこない、美女と野獣
キングコング?
モスラ?
このギャグはかなり滑る。
ベルを鳴らすなら、ノートルダム これはロマンがあるパリの街
手塚のマネならライオンキング 訴訟にならない
灰かぶりならばシンデレラ この古典は意味深く 古典なだけにコテンコテンン
チームワークなら七人の小さな人間?妖精? スノウホワイト付きで如何?
なんでそんなにディズニーオタクなの? AI
ミッキーが1928年11月の28日に蒸気船ウィーリーで生まれたから?
29日はどうした?(無視)
あれって、最初ウサギでやってたんだけどさあ
著作? キャラの権利だまししとられてさあ
うさぎじゃなくてねずみになったわけ
そんなの常識?
とにかく、映画は添え物、観なくたってちっともかまわない


「食事どうする?」 ♀
「食べたいもんをたべればいいんじゃ」 ♂
「俺は断然イタリアン!」 AI
三人じゃあね
車に乗って
駐車場に停めて
モールでレストランテ探し
ポケモンGO! みたい
もう古い
飽きた
君の名は。
前々前世
これも古い
「映画じゃなくて、食事だろう」 AI 冷ややかな眼差し
寿司 蕎麦 天ぷら 中華 ヘルーシーな健康食、焼き肉、ラーメン、餃子、洋食 数限りない
「だから、さっきから言っているだろ イタリアンだって、ナポリのマフィアが食べてたような」 愛は激昂 ドアを蹴って穴をあける
南へいこうと占い師に言われ、その気になって、ナポリへいこうってか?
南の島には確かに夢があり、天国に近いかもしれない
ナポリはどうだ?
日本ではナポリタンになって、べとべとケチャップのB級グルメ 喫茶店で食べる。
その辺がまだまだわかっていない。
ゴッドファーザーも当然見ていない。あれはNYの話し。
「では、映画にはどんな夢があるのかい?」 AI
夢あれば、裏でギャングが操作するギャンブル
目的の先に夢を見得れば、水平線の先の緑の光線が100分の1の確率で幸福をもたらす。
「おむつが必要ね」 ♀
「聞き間違い、もらさないですから」 ♂
「もうじきよ、そろそろよ」 ♀
「そんなもんか」 ♂
そう、映画には夢がある
映画館 ポップコーン 前ふりプロモ デートと言えば映画 映画といえばデート
「例えば?」 AI
「ローマの休日」 ♀
「ナポリじゃなくて」 AI
「ナポリもいいけど、ローマなの」 ♀
「お姫様のエスケープから始まり、記者会見のプラトニックで終わる」 ♀
「いい作品?」 AI
「脚本、キャスティング、監督、演出、そうね 中の上」 ♀
「じゃあ、それ観に行こう」 AI
「あんなもの、レンタルか、中古レンタル、YOU TUBUで済むほど、ひたすら古い」 ♀
「確かに」 ♂
ローマはあれから変わった、変わらない、遺跡は残ってる、下水道は大丈夫
歴史は止まっているから、ひたすら、歴史を維持することに努めて
王女様は年老いて、ジャーナリストはどこかへ逝った、まだ?
コミカル秘密を抱いた喜劇、楽しくて、わくわくして、ロマンティックも忘れないの
「なるほど」 AI
「その手の映画やドラマは、日本や韓国でよくない?」 AI
無視
「その手の映画で、旅情ってのが・・・」 ♂
無視
「ローマじゃなくて、ベニスの映画あったよなあ」 ♂
無視
「ありゃ、ロマンだけれど、喜劇ではなく悲劇なんかなあ」 ♂
無視(以降、面倒くさいから、省略)


あれは音楽家か、作家の話だった。
創作に行き詰ったその音楽家か作家は、ベニスへ小旅行
白いスーツと白い帽子、白い靴 黒いひげに丸い眼鏡 
イケメンではなく、苦悩する中年
ボーダーの美少年を見て、同性愛的魅力にめまい
もともと、苛烈な創作で、身も心も疲労し尽していた
それを癒すためのバケーションで興味を持ったのは、
サンマルコ宮殿でも、サンマルコ広場でも
ゴンドラでも
溜息の橋でも
いた飯でも ない
青いボーダーの水着をきた金髪くるくるの美少年
嗚呼 情けない 止まらない 高ぶるこころ
果たして、その中年はどうなる?


「勝手にしやがれ」(名訳:ほんまに勝手にするイケメンの動作の一つ一つがかっこいいから)
夢はないけど、素敵なパリとロマンスとサスペンスとだましあい
ああいう生き方をしてみたかったと誰もが思う。
でも、現実は厳しいそういうこと
「何一人でしゃべっているの?」 ♀
「もう出掛ける時間よ。支度して!(一喝)」 ♀


そうだ、神話のような神に関わる話なら何でもかまわない
B&Bだろうが
百年の孤独(焼酎じゃない方)だろうが
ワンピースだろうが
ドラゴンボールZだろうが
宮澤賢治だろうが


「映画はカンターレも、アモーレもあるからね」 AI
「映画の中でもマンジャーレあるわよ」 ♀
「どれも、愚かな人の強欲のなせる業だがな」 ♂
ひとり、水を差す男
棘がある
理屈っぽい中年男はやだね。


妄想から覚めた三人は地下鉄のホームにいた。
地下街は、多くのひとでひしめき、多国籍な言語が飛び交い、欲求と好奇心が渦巻く
銀座 銀座 銀座
そこで、Mari(食) Cari(歌) Aari(愛) の映画を観るという宿命
意外性もなく、お決まりのお話しをいかにグラフィックで美しく見せるか、デザイン性がすべて
映画館だけが昔と変わらず、孤立し、時代に取り残された遺物のようで可愛らしかった。
映画の後の食事は無言で、よく知らないピアノソナタが流れているだけ、皿が運ばれてくる。
給仕は黒と白の装いで、踊るような滑らか、無駄な動きがないという理由で、人間性の匂いがしない。
セントラルキッチンでは、イタリア語が飛び交い、プロフェッショナルな職人が味を追求しているという理由で、やはり、人間性が感じられない。寿司屋の板前さんとの違いはどこにあるのか?
そんな考えに意味はないのは重々承知
食前の水分 ミネラル水 ♀ シェリー酒 ♂ 不要 AI
前菜  春野菜のマリネ ♀ 生ハム ♂ 不要 AI
スープ さっぱりミネストローネ ♀ 濃厚かぼちゃ汁 ♂ 鶏ガラスープとパクチー AI
パスタ 塩胡椒大蒜のマカロニ ♀ 魚介類のスープパスタ ♂ ナポリ風トマトソース AI
魚両院 さわら ♀ ヒラメ ♂ カジキ AI
肉料理 子羊 ♀ ビフテッカ ♂ 牛タン AI
チーズ 全員で盛り合わせを♂と♀とAIでシェア
デザート チョコクリーミなザッハトルテ ♀ サバラン風○○ ♂ 苺のミルフィーユ AI
食後水分 カプチーノ ♀ エスプレッソ ♂ アッサム・ティー AI


映画と食事で29日が終わると思いきや、そうはいかないのが世の嵯峨
さすが、改名3回の祝日
雷雨 強風 雷だけですめば、例年の如し
2016年なだけに、カタストロフィッツクなローリングストーン
AIがボーリングに行き
Uは古本屋へ行く
Sはどこともなくさまよう
そんな中で、あれは起こった。
何が起きたのか? 大恐慌でも、人災でも、天災でも、ない。
なかなか重く動かせない、グローバルマネーの資本主義の不況が動いたのだ。
行政も、金融も、学者もお手上げだったのに、いとも簡単に、軽やかに、あいつはやって来て、シンプルな術で、杖を振る仕草で、新しいパラダイムの扉を開いた。
瞬時の出来事で、何が起きたのか。起こしたのかを知るものはほとんどいない。
新しいパラダイムは、細菌のように増殖して、たった2年で、世界を変えた。


そのころ、AIは一休みで、トクホになったコーラを一気飲み
Uは、10件の古本屋で、何冊かに目をつけ、試行錯誤の結果、価値を見出せず、足が重くなった。
SはSで、当てもなく、大通りから裏通りを行き、変わり果てた街並みに無味乾燥な気分で帰途
AIはカラオケが空虚なオケであることを確認して、欲求不満のまま、夜更けまで、彷徨
Uは歴史は繰り返すことはない、時代は回らないと呪文を唱え、いつものバーでハイボール
帰途したSは、ぐったりとソファで、ヘビメタ風パンク、プーランクの不協和音、いつしか眠る
それぞれの1日が終わり、午前零時 それぞれの居場所で、4月の晦日になってしまう。
なにかを求めて、何も残らない
期待はしていないが、望みは捨てられない、捨てざるを得ない、それを人は絶望という。
いびつな図形であり、とりかえしもつかない。
ネガに考えればきりがない。
ポジに考えられたとしても、それは幻想に過ぎない。
たよりになるのは、3人の、3人のための、3人による 何?
革命でもない、進化・突然へんいでもない、それは、たった一つの種から増殖・繁殖した
そうあのパラダイム(ものの見方、感じ方)
それが具現化するためにはあと2年要する。 ネズミ捕りにかかたネズミが自由になる日

ロマン 浪漫 ロマン もう終わっている?!

どんなことが、いつ、どこで、だれが、だれに
そんなこと考えても意味なし、顔なし
ロマンという事象はもう逝ってしまった?!
「歴史」が逝ってしまったように
愛と感動と勇気と夢の世界はもうこれ以上 No More
憎しみとディスとトリックと霊の世界じゃない It's so negative, but so real
真っ赤な顔のポンコツずら
風船顔の借り上げおじさん
毎日言い訳に忙しい政治家
先祖崇拝の儀式でこころのない宗教
何をやっても売れない儲からないビジネス
お金があっても今ほしいものある?
ただ、お金のためにお金を稼ぎ、お金のまま ありのまま
それが資本主義の帰結
平成は「個」の時代
個は星の屑ほどある、Uncountable
「多様化」通り越して、「無限化」している
だから、ロマンをひとりひとりの内にあって、
別に、取り上げて、どや顔するものじゃない
そういう時代いじゃない[ 平成をそうやって静かに眠たい目を閉じる
お笑いだって、物まねだって、ミステリー、マジック、メンタリストだって
音楽番組やドラマが消えていった、先細りになった、ラジオになったのと同じ


自分のこころの中にあるロマンをしっかり覚えておいて、育てていく
「平成」の次はそんな時代
組織とか、ボランティア、NPO NGO、そういう暑苦しいのもう勘弁


ということで、平成ロマン探しはみんな適当にやればいい
えっ、もうやってる
そうだね
そういうことね
おじさん 遅れてるね
ということで、ロマンは一人歩きします。
(終わったわけじゃないから)